米Googleは4月4日、IaaSサービス「Google Compute Engine」の機能強化と料金値下げを発表した。
米Googleは4月4日、IaaSサービス「Google Compute Engine」の機能強化と料金値下げを発表した。料金を4%値下げするほか、Google Cloud Platformの有償サポートサービスでゴールド契約を結んだ会員全員に、Google Compute Engineを提供する。
Google Compute Engineは2012年6月に発表され、一部ユーザー向けのプレビュー版として公開されていた。ゴールドサポートは月額400ドルから。24時間年中無休の電話サポートなどが含まれる。
フィードバックに基づく新機能も加わった。ルートファイルシステムとしてマウントされた永続性ディスクから起動できるオプションが追加されたほか、管理コンソール「Google Cloud Console」も強化され、Google Cloud Platformのサービスを全て1つのインタフェースから一元管理できるようになった。
さらに、新たに5種類のインスタンスタイプファミリも追加。標準インスタンスのディスクレスバージョンのほか、高メモリ、高CPUの各インスタンスタイプでディスクフルとディスクレスのバージョンを提供する。また欧州では2つのサポートゾーンが追加され、コマンドラインツール「gcutil」の強化を通じてゾーン間の仮想マシンの移行が容易になった。メタデータサーバでは反復クエリのサポートなどの機能強化が図られている。
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