Google検索アプリが、日本語など複数の言語に新たに対応した。今後も対応言語を増やしていく予定だという。
米グーグルは2013年12月5日、Google検索アプリがユーザーの質問に日本語とフランス語、ドイツ語の音声で答えられるようになったと発表した。これまで英語では音声による返答が可能だったが、その機能を他の地域でも提供するとしている。
音声返答機能はAndroid搭載のスマートフォンと、iPhone、iPadのGoogle検索アプリで利用できる。アプリは最新版に更新しておく必要がある。
音声検索を利用するには検索ボックスにあるマイクのアイコンをタップして、探したい内容を話しかける。例えば「トランジスタを発明したのは誰?」と日本語で尋ねると、トランジスタ発明者3人の名と顔写真が画面に表示され、日本語で読み上げてくれる。
iPadのGoogle検索アプリで試したところ、天気予報や有名観光地、一般常識などに関する単純な質問では、日本語の音声で検索結果が読み上げられた。ただ、音声で答えが返ってくる質問はまだ一部のみで、日本語の発音は不自然な部分もある。
同社では、今後さらに音声検索を多くの言語に対応させる予定だといい、「Googleと会話できる場所が世界中でどんどん増える」と予告している。
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