マイクロソフトが「Visual Studio 2013 Update 1」をリリースバグ修正やIE 10未満の環境での動作改善盛り込む

米マイクロソフトは2014年1月20日、統合開発環境ツール「Visual Studio 2013」の初の更新版となる「Update 1」を正式リリースした。IE 10未満での動作など、幾つかの改善が加わっている。

» 2014年01月23日 19時37分 公開
[鈴木聖子,@IT]

 米マイクロソフトは2014年1月20日、統合開発環境ツール「Visual Studio 2013」の初の更新版となる「Update 1」を正式リリースした。ユーザーのフィードバックに応えたバグ修正を主眼としている。

 同社開発ツールブログによると、Update 1ではInternet Explorer(IE)10以上のブラウザを使っていない環境でのVisual Studioの動作についてフィードバックが寄せられたことを受け、この動作に関して幾つかの改善を行った。

 その他にも、Team Foundation Service(TFS)やデバッガ、Directed Graph Markup Language、Visual C++、クラウドプラットフォーム、Visual Studio Testなどのバグ修正や安定性強化を図り、Webツールは更新版を搭載している。

 開発チームは現在、「初のメジャーフィーチャーアップデート」となるUpdate 2に取り組んでいるという。間もなく最初のCTPをリリースし、この春にも正式リリースする見通し。

 Update 1にはTFSの更新版は盛り込まれなかったが、Update 2ではTFSも新バージョンに更新される予定。「TFS 2013.2」はアジャイルプロジェクト管理やGitツールの強化に重点を置いているという。

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