米Googleは3月から4月にかけて、データ分析と活用について学ぶオンライン講座(MOOC)「Making Sense of Data」を開催する。専用ページで申し込みを受け付け中だ。
米Googleは2014年2月26日、調査や統計などのデータ分析と活用について学ぶオンライン講座(MOOC)「Making Sense of Data」を開催すると発表した。同社が協力しているオープンソースプラットフォーム「Open edX」を使って展開する初のMOOCとなる。
講座は学生や教員、スモールビジネス経営者など日常的にデータを扱っている人を対象に、その情報の実用的な応用について学んでもらうのが目的。情報の体系化、視覚化、分析のためのツールや技術について、自分のペースで学習できるという。
内容は「データプロセスの導入」「Fusion Tablesで基本的な疑問に答える」「パターンと関係の発見」「最終プロジェクト」の4段階に分かれ、修了までにかかる時間の目安は10〜15時間。参加は無料で、プロジェクトを完成させれば修了証が発行される。
プログラミングや統計の知識は不要で、ライブチャットなどを通じて助言やフィードバックも受けられる。開講は2014年3月18日から4月4日まで。専用ページで申し込みを受け付けている。
大量データをサービス開発に生かす機運が高まっている今、多くのIT技術者はビジネスサイドの要請に、柔軟・迅速に応えられるデータ基盤整備を迫られている。本特集では、その基礎技術や理解しておくべき技術動向、新たな収益に結び付くデータ活用の在り方を紹介する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.