東芝ソリューションが次期クラウドアプリケーションサービスでPivotal環境を採用

クラウドベースのデータ分析アプリケーションをアジャイルの手法で迅速に提供する――東芝ソリューションがアジリティの高いサービス提供に動く。

» 2014年06月09日 15時28分 公開
[原田美穂,@IT]

 東芝ソリューションは2014年6月9日、同社次期クラウドアプリケーションサービスの開発について、米国Pivotal Labs開発センターにおけるパイロットプロジェクトが成功裏に終了したことを発表した。

 具体的には、Pivotalが提供するビッグデータ分析向けの環境と、Pivotal Labsが持つ開発プロジェクト運営のノウハウを受け継ぎ、迅速なビッグデータ分析アプリケーションをアジャイル開発の手法を用いて迅速に構築できたとしている。プロジェクトは2014年1〜3月の3カ月間、東芝ソリューション IT研究開発センターの研究者を米国・Pivotal Labs開発センターに派遣して行われた。

 東芝ソリューションでは、現在、次期クラウドアプリケーションサービスを開発中であり、このベース環境としてPivotalと協業することになる。検証の成果を、多様な業種に向けた次期クラウドアプリケーションの迅速な提供につなげる、としているが、現段階では提供時期については明言していない。

 また、Pivotal LabsではPivotal Trackerというアジャイルプロジェクト開発ツールを提供しているが(関連記事)、本発表ではPivotal Labsが提供するアジャイル開発環境を利用した、とのみ記されている。

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