ソリューションを作成したら、まずはコミットする。これにはソリューションエクスプローラーでソリューションファイルを右クリックして、コンテキストメニューから[コミット]を選択する。
ただし、これまでにVSでコミットをしたことがない場合には、設定がいくつか必要になる。
これまでにVSでGitを使用してコミットをしたことがない場合、[コミット]をクリックすると、ユーザー名とメールアドレスを設定するようにチームエクスプローラーにメッセージが表示される。
[構成]リンクをクリックすると次の画面が表示されるので、ここでメールアドレス、ユーザー名などを構成する。初期状態ではVS Onlineに登録した情報がそのまま表示されるので、特に理由のない場合は変更する必要はない(後からこの設定を変更するにはチームエクスプローラーの[ホーム]ウィンドウで[設定]ボタンをクリックして[設定]ウィンドウを表示し、そこで[Git 設定]リンクを選択する)。
ユーザー名、メールアドレス、既定のリポジトリ名を指定して、[更新]ボタンをクリックすると登録が行われる。
[サード パーティ ソースからの作成者のイメージのダウンロードを有効にします]チェックボックスにチェックを入れると、メールアドレスに関連付けたGravatarのアバターがあれば、そのイメージが使用されるようになる。
CodePlexやGitHub、Bitbucketなど、GitをサポートしているVS Online以外のリポジトリからソースを複製した場合であってもこの設定は有効だ。
[ファイルの無視]の下にある「.gitIgnore」ファイルはGitのバージョン管理の対象外とするファイルを管理するものだ。[編集]リンクをクリックすると、そのファイルが開かれる。
VSで必要なファイルが初期状態でほとんど登録されているため、特に変更する必要はないだろう。
[属性]ファイルの下にある「.gitattributes」ファイルはソリューションの各ファイルの種類とバイナリ/テキストの設定を行うものだ。これも[編集]リンクをクリックすると、そのファイルが開かれる。
拡張子に対応するファイルがバイナリか、テキストかといった属性が記述されたファイルが開かれる。これも標準で必要なファイルが登録されているため、特に変更する必要はない。
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