Amazon Web Servicesの2015年第2四半期売上は81%増営業利益率は21%以上

米アマゾンが7月23日(米国時間)に発表したAmazon Web Servicesの2015年第2四半期売上は、前年同期比で81%増の18億2400万ドルに達した。営業利益率も21.4%となっている。

» 2015年07月24日 13時18分 公開
[三木 泉@IT]

 米アマゾンは2015年7月23日(米国時間)、2015年第2四半期の同社の業績を発表した。クラウドサービスAmazon Web Services(AWS)の売上は18億2400万ドルと、前年同期比で81%の増加となり、AWSの営業利益率は21.4%に改善した。2015年第2四半期における米アマゾンの全社売上は231億8500万ドルであり、AWSはそのうちの約8%を占めるにすぎない。だが、売上成長率および営業利益への貢献で、アマゾンにおけるAWSの存在感がますます大きくなってきていることはたしかだ。

 AWSの業績推移を可視化したのが下のグラフ。「前年同期比」で比較対象となる2014年第2四半期は、大幅な値下げによって売上が減少した期であるため、それに比べて81%の売上増という数字は、割り引いて考える必要があるかもしれない。しかし、グラフからは。2014年第2、第3四半期の比較的低成長な時期から急速に回復している様子がうかがえる。営業利益率も、2014年第2四半期は7.7%に落ち込んだが、2015年第2四半期は21.4%となっている。

AWSの業績推移(クリックで拡大)

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