ACLごとの通過条件設定方法と適用場所、設定コマンドCCENT/CCNA 試験対策 2015年版(26)(3/5 ページ)

» 2015年11月05日 05時00分 公開

ACLの適用場所と向き

 ACLは、条件を宣言した後にインターフェースに宣言した条件を適用していきます。

 パケット受信時にチェックしたいときは、「インバウンド方向(「in」と指定)」にACLを適用します。逆にルーターから送信されるパケットをチェックするときは、「アウトバウンド方向(「out」と指定)」にACLを適用します。

ACL適用時のin/outの向きの違い
ACL適用時のin/outの向きの違い その2

 1つのインターフェースには、inとout2方向のACL文を別々に適用できます。ルーターに3つのインターフェースがあり、in/outの全てにACL文を適用とすると仮定した場合、「2(int/out)×3(インターフェース数)=6」通りのACLを適用できます。

 標準ACLと拡張ACLは、適用場所も異なります。

標準ACLと拡張ACLの適用場所

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

スポンサーからのお知らせPR

注目のテーマ

AI for エンジニアリング
「サプライチェーン攻撃」対策
1P情シスのための脆弱性管理/対策の現実解
OSSのサプライチェーン管理、取るべきアクションとは
Microsoft & Windows最前線2024
システム開発ノウハウ 【発注ナビ】PR
あなたにおすすめの記事PR

RSSについて

アイティメディアIDについて

メールマガジン登録

@ITのメールマガジンは、 もちろん、すべて無料です。ぜひメールマガジンをご購読ください。