ACLは、条件を宣言した後にインターフェースに宣言した条件を適用していきます。
パケット受信時にチェックしたいときは、「インバウンド方向(「in」と指定)」にACLを適用します。逆にルーターから送信されるパケットをチェックするときは、「アウトバウンド方向(「out」と指定)」にACLを適用します。
1つのインターフェースには、inとout2方向のACL文を別々に適用できます。ルーターに3つのインターフェースがあり、in/outの全てにACL文を適用とすると仮定した場合、「2(int/out)×3(インターフェース数)=6」通りのACLを適用できます。
標準ACLと拡張ACLは、適用場所も異なります。
CCENT/CCNA 試験対策 2015年版(25):標準ACL、拡張ACL、番号付きACL、名前付きACL――ACLの基礎知識と分類方法
CCENT/CCNA 試験対策 2015年版(21):OSPFを理解する基本的なポイントと設定コマンドの使い方
CCENT/CCNA 試験対策 2015年版(19):ディスタンスベクター型のルーティングプロトコル「IGRP」と「EIGRP」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.