Container instanceで動いているTaskがバージョンアップした場合の対応手順を解説します。
まずは、Dockerイメージのバージョンを「latest」から「latest_ver2」に更新します。
次に、ECS上の「Task Defenition」から「HTTPCon」を選択し「Create new revision」をクリックします。
「Image」(Task定義のバージョン)を「{ユーザー名}/docker-repo:latest_ver2」に変更し、設定します。
新しいRivisionのTask定義を作成します。
「Clusters」の「Services」タブで「Update」をクリックします。
「Task Definition」で先ほど作成した新しいRivision「HTTPCon3」を選択し「Update Service」をクリックします。
Container instanceのリソースに余裕がある場合は自動でTaskのアップデートが行われます。リソースに余裕があるかどうかの判定は下記の3点に関して行われます。
しばらくすると自動でコンテナーが更新されるので、「Task」タブでTask Definitionが最新であることを確認します。
ブラウザーでアクセスし、HTMLの内容が更新されていることを確認します。
ECSを使用してコンテナーを作成した場合は自動で下記の設定が行われます。
「10.0.0.0」でVPCが作成されます。
アベイラビリティゾーン「ap-northeast-1a」「ap-northeast-1c」に、それぞれ「10.0.0.0」でサブネットが作成されます。
ルートテーブルが作成されインターネットゲートウェイへのルートが設定されます。
インターネットゲートウェイが作成されVPCにアタッチされます。
VPCに対応するセキュリティグループが作成されます。
Dockerコンテナーが動作するEC2インスタンスを作成されます。
コンテナーに対するリクエストのためのロードバランサーが作成されます。
起動設定とAuto Scalingグループが作成されます。
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