マイクロソフトが「Microsoft R Server」を公開:データサイエンティストの卵、学生には無料配布
マイクロソフトが「Microsoft R Server」の提供を開始。LinuxやTeradata、Hadoopディストリビューション版も。
»2016年01月08日 18時55分 公開
[@IT]
Microsoft R Serverの公開を知らせるLee Stott氏のブログ
米マイクロソフトがビッグデータ解析プラットフォーム「Microsoft R Server」(正式名称は「Revolution R Enterprise」、略称はRRE)のダウンロード提供を開始している学生、教員、および教育機関はDreamSpark経由でダウンロードできる。2016年1月6日(英国時間)、英マイクロソフトのテクニカルエバンジェリスト Lee Stott氏が公式ブログで情報を発信している。
Microsoft R Serverは、同社が買収したRevolution Analyticsの統計用オープンソースソフトウェア「R」のエンタープライズ版。R言語のソースコードをクラスタ並列処理で実行でき、探査型データ解析(Exploratory Data Analysis:EDA)、モデル構築などの多様な解析機能を備える。
同プラットフォームが稼働する環境は以下の通り。
Windows
64bit Windows 7
64bit Windows 8.0、8.1
64bit Windows 10
64bit Windows Server 2008 SP2
64bit Windows Server 2012
Linux
64bit Red Hat Enterprise Linux(または CentOS) 5.x または 6.x