マイクロソフトは、Windows Serverコンテナに初めて対応した「Azure Container Service」の限定プレビューを公開した。
米マイクロソフトは2016年7月5日(米国時間)、Windows Serverコンテナに対応した「Azure Container Service(Azureコンテナーサービス)」の限定プレビューを公開した。
Azure Container Serviceは、Microsoft Azureのインフラと、オープンソースのコンテナオーケストレーション技術を組み合わせて提供されるコンテナ管理サービス。今回の限定プレビューで、Windows Serverコンテナにも対応した(Windows Serverコンテナは、現在公開中のWindows Server 2016 Technical Preview 5で評価可能)。仮想マシン(VM)のクラスタサイズ、オーケストレイヤー、Azureのリージョンを選択するだけで、コンテナベースアプリケーションを本番環境へ容易にデプロイできる環境が整うという。
なおAzure Container Serviceでは、オーケストレイヤーとしてApache Mesosベースの「DC/OS(Datacenter Operating System)」またはDockerの「Docker Swarm」を選択できるが、今回の限定プレビューにおけるWindows Serverコンテナでは、Docker Swarmのみをサポートする。
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