APRESIA、マルウェア感染端末を自動隔離する「AN-ThreatBlock」をリリースインシデント検知後の初動対応を自動化

APRESIA Systemsは、セキュリティソフトウェア「AN-ThreatBlock」の販売を開始した。他のセキュリティ製品と連携して、マルウェア感染などのインシデント検知後の初動対応を自動化する。

» 2017年04月17日 11時00分 公開
[@IT]

 APRESIA Systemsは2017年4月14日、ネットワーク管理ソフトウェア「APRESIA Network Resource Center」シリーズの拡充を発表。セキュリティ連携ソフトウェア「AN-ThreatBlock」の販売を開始した。

 AN-ThreatBlockは、他のセキュリティ製品と連携して、不正端末の隔離や通信の遮断といった、マルウェア感染などのインシデント検知後の初動対応を自動化するツール。万が一、ネットワーク上の端末がマルウェアなどに感染しても、感染拡大を防げる。

photo AN-ThreatBlockのシステム概要

 AN-ThreatBlockでは、セキュリティ製品がインシデントを検知したことと連動して、感染した端末のIPアドレスから、その端末のMACアドレスやその端末が接続されているネットワークスイッチを特定し、スイッチを遠隔操作してその端末の通信を遮断する。スイッチは、同社の「APRESIA」に対応し、他のセキュリティ製品との連携用インタフェースとしてREST API(REpresentational State Transfer Application Programming Interface)を用意。このAPIを使い、ネットワークのアクセス制御を動的に制御できるようにする。

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