もし故郷の村をサイバー攻撃されたら？：IT用語解説系マンガ：食べ超（118）（4/4 ページ）

» 2017年07月03日 05時00分公開

[倉田タカシ（@deadpop），＠IT]

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社長「サイバー攻撃したいな……」わたし「サイバー警察がタイホしますっ」社長「待ってくれっ。話を全部聞いてくれ」社長「黒魔術と白魔術があるように、サイバー攻撃にも良いものと悪いものがある。ここまではいいね？」わたし「既にコンパイル通りません」良いサイバー攻撃の例　皆さまのPCにそっとお邪魔して、役に立つアプリを置かせていただく　連絡先をのぞかせていただいて他の方にも広めさせていただく　皆さまにもっと弊社製品を使っていただけるよう、競合企業さまをごデストロイさせていただく　わたし「言葉をヘンに丁寧にしてもアウトはアウトですので」社長「善意を理解してもらえない!!」マルコフ君「サイバー攻撃を受けたっす……!!」わたし「マルコフ君っ」

マルコフ君が受けたサイバー攻撃　社長アドレスのメールを受信　画像にウケる　マルコフ君「うっ具合悪い」おばあちゃん「内蔵電池が切れかかってるわね」わたし「ただの充電忘れでサイバー攻撃ではないですね」社長「サイバー攻撃は許せん!!」社長「でもサイバー攻撃したいなー」わたし「このハチャメチャっぷりは、もしかして……？」おばあちゃん「「経営者トロイ」に感染しているわね!!」往々にして最大のセキュリティホールとなる経営者を狙い撃ちしたサイバー攻撃である！社長「私はクリーンな経営者だっ」わたし「残念ですけど社長は汚染されてますっ」わたし「サイバーデトックスを始めてから1週間……」おばあちゃん「そろそろいいかしら」社長「これからはサイバー攻撃ではなくアナログ行商だっ」荒木さん「いわゆる飛び込み営業ですね？」わたし「別のヤバ啓示が来てしまった……」

筆者プロフィール

倉田タカシ

イラストレーター、マンガ家、文筆業、Web制作業。

著書「母になる、石の礫【つぶて】で」（早川書房）

河出書房新社『NOVA2』『NOVA10』、東京創元社『量子回廊』に短編を収録。共作Web企画『旅書簡集　ゆきあってしあさって』に参加中。

http://yukiatte.tumblr.com/

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