シーエー・モバイル、アプリの管理画面の開発をサポートする「Viron」をオープンソースとして公開統一されたデザインと操作性を持つ管理画面を容易に開発

シーエー・モバイルは、「Viron」をオープンソースとして公開した。「OpenAPI Specification 2.0」に準拠し、必要なAPIを定義し、OpenAPI(Swagger)に対応したAPIを書くことで、Webアプリやネイティブアプリなどの管理画面を構築できる。

» 2018年02月05日 11時00分 公開
[@IT]

 シーエー・モバイルは2018年2月1日、Webアプリやネイティブアプリなどの管理画面の開発を包括的に支援する「Viron(ヴァイロン)をオープンソースとして公開した。GitHubからダウンロードできる。

 Vironは、REST APIを定義するための仕様である「OpenAPI Specification 2.0」に準拠する。ユーザーは、認証方式取得用など必要なAPIを定義し、OpenAPI(Swagger)に対応したAPIを書くことで、管理画面とダッシュボードを構築可能だ。画面デザインはVironが担うので、開発者はAPIの実装に専念できる。

画像 「Viron」の画面イメージ(提供:シーエー・モバイル)

 Viron自身はWebアプリケーションとして動作し、PCだけでなくモバイル端末からでも利用可能だ。シーエー・モバイルは、「一般的に管理画面の開発はサービス本体に比べて開発優先度が低く、デザインや操作性の質を長期間高く維持することは困難だった。Vironは、開発者をこうした問題から解放する」としている。

画像 「Viron」をスマートフォンから操作する場合の画面イメージ(提供:シーエー・モバイル)

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