オンプレミス環境のクライアントから直接、CRL配布点を参照できるように、内部DNSにCRL配布点の外部公開用FQDNのレコードを追加し、プライベートIPで名前解決できるようにします。
ドメインに参加しているコンピュータであれば、失効リストをLDAP(Lightweight Directory Access Protocol)で取得できますが、社内LANに接続したスマートフォンなどのドメインに参加していないクライアントは、LDAPで失効リストを取得できないため、これらのクライアントのために、CRL配布点へ社内LAN経由でアクセスできるようにします。
今回は、AD FS 2016によるOffice 365とのSSO評価環境の構築手順として、AD CSの構築を説明しました。次回以降も、引き続き構築手順を説明します。
富士ソフト MS事業部 フェロー
Microsoft関連の技術プロジェクトに数多く参画し、システムアーキテクトとして開発からインフラまで広範囲の技術領域に対応。日々進化するMicrosoft新技術領域において、最新技術の調査・検証を実施し、新ビジネス創出の推進に従事している。
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