Microsoftは、オープンソースのターミナルアプリケーション「Windows Terminal」のプレビュー版をMicrosoft Storeで公開した。ユーザーごとに設定可能なさまざまな項目を追加した。
この記事は会員限定です。会員登録(無料)すると全てご覧いただけます。
Microsoftは2019年6月21日(米国時間)、オープンソースのターミナルアプリケーション「Windows Terminal」のプレビュー版をMicrosoft Storeで公開した。
Windows Terminalは2019年5月の発表後、2019年冬の正式リリースを目指して開発が続いている。マルチタブやUnicode/UTF-8キャラクタのサポート、GPUを利用したテキストレンダリングエンジン、カスタムテーマ、スタイル、ユーザーごとの構成などが特徴だ。
Windows Terminalのプレビュー版を利用できるのはWindows 10のビルド18362.0以降。ダウンロード後に使用できる。
Microsoftが掲げるWindows Terminalの優先目標の一つは、Windowsのデフォルトのコマンドラインと同様の強力なアクセシビリティーサポートを提供することだ。この取り組みの多くは既に完了しているという。
2019年5月の発表以降にも幾つかの機能を追加している。例えばカスタマイズ機能だ。
「profiles.json」ファイルを編集することで、Windows Terminalを独自にカスタマイズできる。
ドロップダウンメニュー内の「Settings」(設定)ボタンをクリックすると、デフォルトのJSONテキストエディタでこの設定ファイルが開く。ファイル内の各プロファイルは、カスタマイズ可能なプロパティを持つJSONオブジェクトだ。設定内で新しい変更を保存すると、Windows Terminalが自動的に更新される。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.