RPAの品質向上、運用コスト削減につながるテストファーストなRPAにおける開発アプローチを紹介する連載。今回は、RPA開発におけるテストの自動化と継続的インテグレーションについて解説する。
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RPA(Robotic Process Automation)の品質向上、運用コスト削減につながるテストファーストなRPAにおける開発アプローチを紹介する本連載「テストドリブン型のRPA開発のススメ」。第1回、第2回の連載で、テストドリブン型のRPA開発の概要と、UiPathを例にしたその実践方法を理解できたと思います。
連載最終回となる今回は、テストドリブン型RPA開発の発展系として、テストの自動化と継続的インテグレーション(CI:Continuous Integration)を紹介します。
テストドリブン型の開発が軌道に乗ったとすると、その次に期待されることは継続的にそのテストが実行されることです。連載初回で述べたように、RPAは、「外的環境の変化に弱い」という弱点があります。作成したテストを、定期的に実行することでその変化を、運用者としていち早く捉えられる仕組みを考えます。
要はCIの考えをRPAへ適用したものです。次のようなアーキテクチャが期待されます。
CIの実践の前に、前回テストドリブン型開発で作成した、Webサイトスクレイピングのサンプル向けテスト用ワークフロー全てを一括で実行し、結果を確認する方法を紹介します。
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