新型コロナ対策で休業中のインターンを支援 Linux Foundationがメンターシッププログラムを拡充オープンソースプロジェクトへの参加も可能

Linux Foundationは、新型コロナウイルス感染症に対応したメンターシッププログラムを拡充する。休業しているインターンを支援し、世界で需要や報酬が高い仕事に就くために新しい技術を習得する機会を提供する。

» 2020年04月28日 08時00分 公開
[@IT]

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 Linux Foundationは2020年4月27日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対応したメンターシッププログラムを拡充すると発表した。Intelから25万ドルのシードファンディングを受け、さらにLinux Foundationも10万ドルを拠出する。COVID-19対策のために休業しているインターンを支援し、世界で需要や報酬が高い仕事に就くために新しい技術を習得する機会を提供するとしている。

画像 Linux Foundationの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対応したメンターシッププログラム(出典:Linux Foundation

文化を学びつつ、スキルアップ、オープンソースプロジェクトへの参加も

 Linux Foundationのメンターシッププログラムは、開発者がオープンソースコミュニティーを体験しながら、オープンソースプロジェクトを強化し、コミュニティーに貢献できる。ツールやインフラを含むオープンソース文化やコラボレーションの規範を学びながら、技術的なスキルを向上させられる。LinuxカーネルやKubernetes、LF Networking、Hyperledgerといったオープンソースプロジェクトで働く機会が提供され、プログラムの結果となる職業紹介では、IntelやGoogle、Red Hat、IBMといった企業で働くインターンが含まれているという。

 Linux Foundationのエグゼクティブディレクターを務めるJim Zemlin氏は、次のように述べた。

 「私たちのコミットメントは、コミュニティーとスタッフの健康と安全を守り、世界で最も重要なソフトウェアインフラを構築し続けるために必要な『目の前にあるニーズ』を支援することだ。そのために私たちができることの1つに、開発者コミュニティーにいる新星が、どんな状況であっても学び、成長し、貢献できるようにすることが挙げられる」

 なお、メンターシッププログラムでは申請を定期的に受け付けており、Webサイトから申請できる。

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