Cloud Security Alliance、ソフトフェア定義型境界とゼロトラストに関するホワイトペーパーを発表ゼロトラスト戦略導入について解説

Cloud Security Alliance(CSA)は、ホワイトペーパー「Software Defined Perimeter(SDP)and Zero Trust」(ソフトフェア定義型境界とゼロトラスト)を発表した。

» 2020年06月02日 17時30分 公開
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 クラウドセキュリティに関する業界団体Cloud Security Alliance(CSA)は2020年5月27日(米国時間)、最新のリサーチホワイトペーパー「Software Defined Perimeter(SDP)and Zero Trust」(ソフトフェア定義型境界とゼロトラスト)を発表した。

SDPアーキチェクチャ(出典:Software Defined Perimeter(SDP)and Zero Trust)

 このホワイトペーパーは、CSAのソフトウェア定義型境界ワーキンググループが作成した。ゼロトラスト戦略を導入するための最も効果的なアーキテクチャがSDPである理由を論証している。ゼロトラストは、大規模侵害を防ぐための画期的な技術アプローチとしてもてはやされつつある。

 このホワイトペーパーはCIO(最高情報責任者)やCISO(最高情報セキュリティ責任者)など、既にゼロトラストを受け入れている企業役員を読者に想定しており、「どのようにSDPを使えば、ゼロトラストネットワークを実装できるか」「SDPはどのようにネットワーク接続に適用されるか」「SDPがゼロトラスト戦略の最も高度な実装であるのはなぜか」を解説している。また、CSAの「SDP Architecture Guide」で定義されているSDPゼロトラストソリューションの実装について、セキュリティ上やビジネス上のメリットとリスク軽減の要件も示している。

ゼロトラストセキュリティ対策には複数の段階がある

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