エピックベースは、音声技術関連サービスの2020年度版カオスマップを公開した。カオスマップには文字起こしや音声認識、ビデオチャットなどのサービスや製品が掲載されている。
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エピックベースは2020年6月8日、テレワークでの利用に参考となる音声技術関連サービスの2020年度版カオスマップ(業界地図)を公開した。同年5月末時点で提供開始済みの、文字起こしや音声認識、ビデオチャットなどのサービスや製品を掲載した。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に向けたテレワークなど、働き方の変化が強いられる中、会話を録音したり、動画から音声を抽出したりするなど、多くの音声技術サービスが出てきた。
例えばエピックベースが提供する「Smart書記」は、文字起こしや、音声を議事録作成に活用するクラウドサービス。辞書登録やトレーニングなどは不要で、マイクが拾った音声を、AI(人工知能)を活用した音声認識によってテキスト化する。テキストはリアルタイムに編集が可能だ。文章の修正作業を通じて学習するので、訂正した語句が次回以降に出現すると、自動的に正しい語句として認識する。自動翻訳機能も備え、複数の言語での会議にも対応するという。
エピックベースは「音声テックが注目される今、カオスマップを作るべきだと考えた。カオスマップを通じて、音声を扱うさまざまなサービスを認知してもらうことで音声テックが盛り上がることを期待している」と述べている。
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