Webサイトを見ていたら、意図せず音声がオフィス内に流れてしまった、という経験はありませんか? Google Chromeなら全面的にサイトからの音声再生を禁止したり、特定サイトのみ音声再生を許可したりできます。
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Webサイトを渡り歩いていると、突然音声が再生されるサイトに出くわすことがあります(海外のニュースサイト内に埋め込まれたビデオなど)。それがPCのスピーカーに出力されてオフィス内にまで再生されてしまい、周囲に迷惑を掛けたことはないですか?
もちろんPCのスピーカー出力をオフにしておけば、こうしたトラブルは防止できます。しかし、それではエラー発生時の警告音も鳴らなくなるなど、弊害もあるでしょう。
そこで本稿では、「Google Chrome」(以下、Chrome)で開いたサイトから音声が再生されるのを禁止するための設定を紹介します。さらに、デフォルトでは全サイトで禁止しつつ、一部のサイトだけ許可する設定手順も説明します。
ここではデフォルトで全Webサイトの音声再生を禁止しつつ、一部の特定サイトのみ音声再生を許可するように設定する方法を説明します。
Chromeで全面的に音声再生を禁止するには、まず右上のメニューボタンをクリックしてメニューを開き、[設定]をクリックします。次に[詳細設定]−[プライバシーとセキュリティ]−[サイトの設定]−[音声]とクリックしていきます(あるいはアドレスバーに「chrome://settings/content/sound」と入力します)。
「音声」の設定ページが表示されるので、[音声の再生をサイトに許可する(推奨)]というスイッチを左にスライドしてオフにします(見出しが[音声が再生されるサイトをミュートする]に変わります)。
設定が済んだら、Chromeで動画サイトを開いて動画を再生してみましょう。どのサイトのどの動画についても、たとえボリュームを最大にしても、PCのスピーカーやヘッドフォンから音声は流れないはずです。
上記の設定は、Chromeの別のユーザー(プロファイル)には効きません。もし他のユーザー(プロファイル)でも禁止したい場合は、そのユーザーに切り替えてから同じ設定をする必要があります。
次に、音声再生が必要なWebサイトには例外として再生の許可を与えます。それにはまず、そのWebサイトを開いてタブを右クリックし、表示されたメニューで[サイトのミュートを解除]を選択します。
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