OSS技術者の開発ストーリーを紹介 GitHubが「ReadMEプロジェクト」を開始「先人たちが歩んできた道のりを糧にしてほしい」

GitHubは、ソフトウェア開発コミュニティーでの開発ストーリーを共有し、互いの学びを提供する新たな場として「ReadMEプロジェクト」を始めた。オープンソースの背景にある開発者のストーリーを紹介する。

» 2020年08月26日 08時00分 公開
[@IT]

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 GitHubは2020年8月24日、「ReadMEプロジェクト」を始めた。同プロジェクトは、オープンソースソフトウェア(OSS)の開発に関わる開発者のストーリーを紹介する。

 GitHubによると「現在世界中で利用されているソフトウェアのソースコードの99%がOSSに依存しており、多くの人がソフトウェアの恩恵を受けているが、ソフトウェア開発コミュニティーやその開発者が一般ユーザーの目に触れることはまれだ。ReadMEプロジェクトは、こうしたソフトウェア開発コミュニティーでの開発ストーリーを共有し、互いの学びを提供し合う新たな“場”になる」としている。

画像 GitHubブログから引用

「先人たちが歩んできた道のりを糧にしてほしい」

 ReadMEプロジェクトは、OSS開発者のストーリーを紹介する。GitHubは、「個人の成長や専門的な課題、教訓といった、開発者自身が日々経験していても、普段は共有されることがないOSSプロジェクトの裏側にある道のりを知ることができる」としている。

 GitHubはOSS開発者たちが歩んできた道のりから建設的な情報を得て、自分たちの活動に生かしてほしいと考えている。現段階では個人の活動紹介にとどまっているが、ユーザーからのフィードバックを積極的に受け付けており、違う側面からのストーリー紹介も検討しているという。

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