刷新された「Windowsのリリースの正常性」サイトの歩き方企業ユーザーに贈るWindows 10への乗り換え案内(99)

Microsoftは2021年2月に「Windowsリリース情報」サイトを刷新し、「Windowsのリリースの正常性」をトップに据えた新たなサイトに移行しました。Windows 10の毎月の品質更新プログラム(累積更新プログラム)や半期に一度の機能更新プログラムの最新情報は、このサイトから入手できます。

» 2021年05月13日 05時00分 公開
[山市良テクニカルライター]

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「企業ユーザーに贈るWindows 10への乗り換え案内」のインデックス

企業ユーザーに贈るWindows 10への乗り換え案内

一般向け「Windowsのリリースの正常性」サイトとは

 「半期チャネル(Semi-Annual Channel、SAC)」の「Windows 10」は、毎月リリースされる「品質更新プログラム(累積更新プログラム)」と半期に一度リリースされる「機能更新プログラム」(Windows 10の新バージョン)で継続的に更新し続けることが、セキュリティや安定性を維持しながら最新テクノロジーを活用する上で重要になります。

 Windows 10(SAC)の各バージョンのサポート期間は「18カ月」または「30カ月」(下半期リリースのEnterpriseおよびEducation)と短く、サポート期間が終了するとセキュリティ更新が受けられなくなります。

 セキュリティ修正を含む毎月の品質更新プログラムは「累積更新プログラム」と呼ばれ、過去に修正された内容を全て含みます。特定のセキュリティ問題へ対策するために、小さなセキュリティパッチで対応するということは基本的にできません(有償サポートでは可能な場合もあります)。そのため、企業や組織内で運用中のWindows 10デバイスのバージョンと更新状況を把握し、できる限り最新またはサポート期間内のバージョンを、できるだけ新しい推奨の累積更新プログラムで利用されていることを確認する必要があります。

 Microsoftは2021年2月、2019年4月から開始した更新情報提供サイト「Windows 10リリース情報(Windows 10 release information)」や「Windowsメッセージセンター(Windows message center)」を、新たに「Windowsのリリースの正常性(Windows release health)」をトップに置いたサイトに刷新しました(画面1)。

画面1 画面1 Windows 10の更新プログラムに関する最新情報と関連情報へのクリックアクセスのハブとなる「Windowsのリリースの正常性(Windows release health)」サイト(日本語)

 Windows 10の更新プログラムに関する最新情報や関連ドキュメントには、「Windowsのリリースの正常性」をハブとして素早くアクセスできます。例えば、「Windows 10のリリース情報とサービスオプション」をクリックすると、「Windows 10リリース情報」ページにアクセスできます(画面2)。

画面2 画面2 Windows 10リリース情報。使用中のWindows 10デバイスの更新状況は、このページの情報が役立つ

 Microsoftのサイト全てにいえることですが、日本語の情報は最新情報が反映されるまでにタイムラグが発生する場合があるので、オリジナルの英語サイトもチェックすることをお勧めします。URLの「/ja-jp」を「/en-us」に置き換えることでオリジナルの英語サイトに素早くアクセスできます。

 「Windowsのリリースの正常性」ページ中段にある「メッセージセンター」では、Windowsメッセージセンターに新たに投稿または更新された最新情報(品質更新プログラムや機能更新プログラムのリリース、ブロード展開、既知の問題の報告など)をキャッチアップできます。また、Windows 10のバージョンごとに「既知の問題とお知らせ」や「解決した問題」「リリースノート(Windows 10の更新履歴)」への直リンクがあります(画面2画面3)。

画面3 画面3 Windows 10 バージョン20H2の既知の問題と対応状況
画面4 画面4 Windows 10 バージョン20H2の更新プログラムのリリースノート

更新状況は「Windows 10リリース情報」のOSビルドで確認

 Windows 10が適切に更新されているかどうかは、「Windows 10リリース情報」で素早く確認できます(前出の画面2)。「サービスオプションごとのWindows 10の現在のバージョン」としては、常に最新バージョンに「Microsoft推奨」フラグが付いていますが、サポート終了日以前のバージョンを使用していれば問題ありません。ただし、サポート終了が近づいている場合は、急いで後継バージョンへの移行を計画する必要があります。

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