自宅で作業をしていたら、普段会社のPCで使っているフォントがなかった。インターネット上からフォントファイルをダウンロードしてインストールしたのであれば、同じところからダウンロードしてインストールすればよい。しかし、フォントが見つからない場合もあるだろう。そんな場合は、フォントをバックアップして、別のPCにコピーすればいい。
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対象:Windows 10
プレゼンテーションや企画書などに手書きフォントや、変わった目立つフォントを使っている人も多いのではないだろうか。最近では、ライセンスフリーのさまざまなフォントが提供されており、筆者も図版などに利用するため、複数のフリーフォントを利用している。
こうしたフォントは、PCごとにインストールが必要になる。そのため、PCを初期化したり、新たに購入したPCに移行したりする際に、改めてフォントをインストールしなければならない。また、会社のPCで使っていたフォントと同じものを、自宅のPCにインストールすれば、フォントがなくて作業が中断してしまうということもないだろう。
入手先が明らかなものは、そこから再インストールすればいいが、昔に入手したフォントの場合、配布サイトが変わっていたり、なくなっていたりして入手できなくなることもある。
新しいPCや自宅のPCでも、こうしたライセンスフリーのフォントが継続的に利用できるように、インストールしたフォントをバックアップしておくとよい。その方法を紹介しよう。
一番簡単なのは、フォントをダウンロードした際に、[ダウンロード]フォルダからOneDriveなどのオンラインストレージやUSBメモリなどにバックアップすることだ。新しいPCを購入したら、バックアップしたところから必要なフォントをインストールすればよい。
それには、フォントファイル(.TTFファイルや.OTFファイル)を[%Windir%\Fonts]フォルダにコピーすればよい。また、フォントファイルをダブルクリックして開き、左上の[インストール]ボタンをクリックしてもよい。
ただ、ZIPファイルで配布されているフォントは、直接インストールできない。そんな場合は、エクスプローラーでZIPファイルを開き、フォントファイルをダブルクリックして上記のウィンドウを開き、[インストール]ボタンをクリックすれば、いちいちZIPファイルを展開せずにインストール可能だ。
こうしておけば、入手する際に検索したフォント名を忘れてしまっても、バックアップしたフォルダからインストールできるので問題ない。
既にインストールしているフォントをバックアップするには、[%Windir%\Fonts]フォルダ(全てのユーザー)や[%LocalAppData%\Microsoft\Windows\Fonts]フォルダ(ユーザーごと)を開き、このフォルダ内からインストールしたフォントを探し、オンラインストレージやUSBメモリなどにコピーしておけばよい。
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