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» 2022年01月18日 05時00分 公開

IE専用ページを緊急避難的にWindows 10/11のMicrosoft Edgeの「IEモード」で開く【Edgeトラブル対策】Tech TIPS

古いIE専用ページもMicrosoft Edge内で表示できる「IEモード」。ただ、URLを事前に登録するなどの設定が面倒……。一時的でいいなら、いま開いているタブをIEモードで開き直す方法がある。

[デジタルアドバンテージ,島田 広道]

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これまでIEで利用してきたWebアプリ。Microsoft Edgeで開いたらエラー多発! 一時しのぎでいいから、今すぐEdgeで使いたい…… IE専用ページを緊急避難的にEdgeの「IEモード」で開く

対象:Windows 10/Windows 11、Microsoft Edge


 ずっと前から使い続けているWebサイトがあって、それはInternet Explorer(IE)なら正しく表示される。でも、「Microsoft Edge(以下、Edge)」のようなモダンブラウザだと表示が乱れたり、ボタンがクリックできなかったりして、全然使えない……。

 また、認証などにActiveXコントロールが使われていて、IEでないと開けないというWebサイトもいまだにある(地方自治体の入札システムに多く残っている)。

 こうした「IE専用ページ」は、Tech TIPS「Edgeの『IEモード』を、サポートが終了するIE代わりに使う方法」で説明している「IEモード」を利用すると、(100%とは断言できないが)Edge内のタブで表示できるようになる。

 ただ、前出のTech TIPSの方法では、IEモードで開きたいページのURLをグループポリシーなどで事前に登録しておく必要がある。繰り返し開くWebサイトなら便利である半面、「いま開いているこのタブを一時的にIEモードで表示する」といった際には不向きだ。

 そこで本Tech TIPSでは、Windows 10とWindows 11を対象として、一時的あるいは緊急避難的にEdgeのIEモードでタブを開き直す方法を紹介する。Edgeの設定を変更することで、表示中のタブをメニュー操作だけで簡単にIEモードへ切り替えられるようになる。

[Internet Explorerモードでサイトの再読み込みを許可]を[許可]にする

 下記の手順でEdgeの設定を変更すると、以後はメニュー操作だけで選択中のタブをIEモードに切り替えてWebページを再表示できるようになる。

  1. Edgeを起動し、右上隅の[…(メニュー)]アイコンをクリックしてメニューを開く
  2. メニューの[設定]をクリックする
  3. Edgeの設定画面で[既定のブラウザー]を選ぶ
  4. 右ペインに表示される[Internet Explorerモードでサイトの再読み込みを許可]のプルダウンリストで[許可]を選ぶ
  5. すぐ下に現れる[再起動]ボタンをクリックしてEdgeを再起動する

 「1」〜「3」の代わりに、アドレスバーに「edge://settings/defaultBrowser」を指定してもよい。

[Internet Explorerモードでサイトの再読み込みを許可]を[許可]にする(1/2) [Internet Explorerモードでサイトの再読み込みを許可]を[許可]にする(1/2)
[Internet Explorerモードでサイトの再読み込みを許可]を[許可]にする(2/2) [Internet Explorerモードでサイトの再読み込みを許可]を[許可]にする(2/2)

 この作業は、1回だけ実施すればよい(IE専用ページを閲覧するたびに設定する必要はない)。ただし、設定時とは別のユーザーアカウントでサインインした場合は、改めて上記の設定作業をする必要がある。

いま表示しているWebページをIEモードで表示する

 上記の設定が済んでいれば、IEモードでのWebページ表示は簡単だ。

  1. IEモードで表示したいWebページを開く
  2. 右上隅のメニューアイコンをクリックしてメニューを開く
  3. Internet Explorerモードで再読み込みする]をクリックする
IEモードでWebページを再読み込みする IEモードでWebページを再読み込みする

 すると、選択中のタブが再度読み込まれ、アドレスバー左端にIEのアイコンが表示され、IEモードに切り替わる。Edgeで開いた際にWebページが乱れていても、IEモードに切り替わることで正しく表示されるようになるはずだ。

IE専用の表示や機能が正しく働いているか確認する IE専用の表示や機能が正しく働いているか確認する

 IEモードに切り替わったら、IE11と同様に使えるか、念入りに検証した方がよい。IEモードなら100%、IE専用ページが正しく表示されるとは限らないからだ。

●アドレスバーで[Enter]キーを押して再読み込みをするとIEモードが解除される

 IEモードに切り替わったタブは、[F5]キーや[Ctrl]+[R]キーで再読み込みをしてもIEモードが維持される。また、いったんIEモードに切り替えたタブでリンクやボタンをクリックしてページが遷移しても、IEモードは維持される。新規タブ/ウィンドウが開いて、そこに遷移した場合も同様だ。

 一方、アドレスバー内にフォーカスを移してから[Enter]キーを押して再読み込みをした場合、IEモードが解除されて元のEdgeによる表示に戻ってしまうので注意してほしい。この挙動をなるべく防ぐには、一定期間、対象ページが必ずIEモードで表示されるようにURLを登録する、という手がある(詳細は後述)。

●互換モードの明示的な指定はできない

 IEモードで表示したいURLを事前に登録する場合、同時にIEの「互換モード」も指定できる。特定のバージョンのIEでないと表示が乱れるページでも、互換モードを明示的に指定することで、Edge内でも正しく表示できる(可能性が高まる)。

 一方、ここで紹介している方法で一時的にIEモードへ切り替える際、互換モードの明示的な指定はできない。IE11で設定してある「互換表示設定」などに従って自動的に互換モードが選択されることになる。

自動的にIEモードで表示されるようにする(期間限定)

 IEモードで開いたWebページは、以下の設定をすると、それから30日間はいちいちメニュー操作しなくても自動的にIEモードで開けるようになる。

  1. アドレスバー左端のIEアイコンをクリックしてメニューを開く
  2. 次回、このページをInternet Explorerモードで開く]のスイッチを「オン」にする
  3. 完了]ボタンをクリック

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