青山学院大学は「女性のためのITリカレント教育プログラム」を開講する。受講対象は、IT系の知識を学んだことがない社会人女性で、求人が多いIT系職種に就くための知識を学べるという。
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青山学院大学は2021年7月16日、「女性のためのITリカレント教育プログラム」を開講すると発表した。IT分野で活躍できる人材を育成する社会人向けの教育プログラムで、テキスト代は実費負担となるが無料で受講できる。
青山学院大学によると「女性は出産や育児などのライフイベントで離職する割合が高く、コロナ禍においては女性比率が多い医療や介護、人材派遣などの業種も大きな打撃を受けている」という。
女性のためのITリカレント教育プログラムはこうした「労働市場で不利な状況にある女性」をIT教育によって支援することが目的だ。
本プログラムの特徴は以下の3つ。
科目は、アルゴリズムとプログラミングの基礎、情報システムの基礎、ネットワーク基礎とLAN構築実習、データベースの基礎、ソフトウェアのテスト技法などが必修。選択科目として、Webデザイナー向け科目やPythonプログラマー向け科目、クラウドサーバ運用者向け科目などを用意した。
開講期間は2021年10月1日〜2022年1月31日。総授業時数は240時間。定員は30人で、受講希望者が定員を超えたときは選考予定。受講方法は主にオンラインで、一部の講座は青山キャンパスで実施する。応募資格は「高校卒業以上の就労経験のある人、または大学卒業以上の人」。募集期間は2021年8月1〜31日。
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