トレンドマイクロの「GIGAスクールにおけるセキュリティ実態調査2021」によると、子どもが端末を受け取った保護者は41.2%、教員は70.7%。そのうち、子どもがサイバー犯罪などのトラブルを経験した割合は保護者の22.0%、教員の38.5%だった。
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トレンドマイクロは2021年7月29日、「GIGAスクールにおけるセキュリティ実態調査2021」の結果を発表した。小学校1年生〜中学校3年生の子どもがいる保護者342人と小中学校の教員331人を対象に、GIGAスクール構想で配布された端末のセキュリティ意識を調べた。
2021年6月末時点で、「子どもが学校から端末を受け取った」と回答した保護者は41.2%、教員は70.7%だった。このうち、「子どもがサイバー犯罪やネット利用などに関するトラブルを経験した」と答えた割合は保護者の22.0%、教員の38.5%だった。
トラブルの内容を教員に聞くと、「学習以外の用途での端末利用(ゲームや動画視聴など)」(12.8%、複数回答)が最も多かった。
一方で、「フィッシング詐欺など不正サイトへの接続」(12.0%)や、「アカウント情報を盗まれる・悪用される(アカウント乗っ取り、不正アクセスの被害者となる)」(11.1%)、「アカウント情報を盗む・悪用する(アカウント乗っ取り、不正アクセスの加害者となる)」(11.1%)といったセキュリティに関するトラブルも目立った。
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