パーソルプロセス&テクノロジーは、「社内におけるDX推進に関する実態調査」の結果を発表した。それによると、社内のDX推進のために平均4億8891万円の予算を確保していることが分かった。
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パーソルプロセス&テクノロジーは2021年9月28日、「社内におけるDX推進に関する実態調査」の結果を発表した。それによると、社内のDX推進のために平均4億8891万円の予算を確保していることが分かった。
の調査は、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進の具体的な取り組み内容と予算を調べたもの。DXを推進している、従業員数50人以上の会社の経営層を対象に実施し、600人から有効回答を得た。
社内のDX推進に向けて実施していることについて聞くと「テレワークの促進」と回答した割合が79.0%(複数回答、以下同)で最も高かった。次いで、「バックオフィスにおけるDX」が59.2%、「営業活動におけるDX」が46.2%だった。
社内のDX推進のために確保している1年間の予算について聞いたところ、平均で4億8891万円だった。取り組み別に見ると、「テレワークの促進」向けが平均で1億7879万円、「バックオフィスにおけるDX」向けが平均で2億6263万円、「営業活動におけるDX」向けは平均で2億4197万円だった。
社内のDX推進に向けた具体的な取り組みについては「ITツール(システム・ソフトウェアなど)の導入」と回答した割合が最も高く、「テレワークの促進」「バックオフィスにおけるDX」「営業活動におけるDX」で8割(複数回答、以下同)を超えていた。
DX推進を主導している立場の人を聞くと、「経営者・役員」(29.2%)が最も多く、「部門長」(25.5%)、「事業責任者」(23.8%)と続き、「DX推進者」(20.2%)という回答が最も少ない結果となった。
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