次世代IDEを兼ねる軽量エディタ「JetBrains Fleet」が発表IntelliJのコード処理エンジンを採用

JetBrainsは次世代IDEを兼ねるフル機能の軽量エディタ「JetBrains Fleet」を発表した。JetBrains Fleetは、同社の20年に及ぶIDE開発経験をベースに一から構築されており、分散IDEアーキテクチャと改良されたUIを備えている。複数人による共同開発にも向くという。

» 2021年12月02日 17時00分 公開
[@IT]

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 統合開発環境(IDE)「IntelliJ IDEA」やプログラミング言語「Kotlin」の開発元であるJetBrainsは2021年11月29日(チェコ時間)、構文ハイライトや単純なコード補完など、エディタに求められる要素を網羅したフル機能の軽量エディタ「JetBrains Fleet」(以下、Fleet)を発表した。

軽量エディタ「JetBrains Fleet」(出典:JetBrains

 エディタとは別に実行するIntelliJのコード処理エンジンを搭載しており、フル機能のIDEでもある。スマート補完やリファクタリング、ナビゲーション、デバッグなど、開発者が頻繁に使用する機能を完備しており、これらの機能は全て、ボタンをクリックするだけで使用できる。

フル機能のIDEでもあるFleet(出典:JetBrains、クリックで再生)

 Fleetは新しいアーキテクチャに基づいて一から構築されており、次のような特徴を備えている。

Rustにも対応

 Fleetはさまざまなプログラミング言語に対応しており、特定の言語の機能を利用するためにさまざまなIDEを開く必要がない。

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