Zoom Video Communicationsは、「Zoom」プラットフォーム上で利用可能なメール/カレンダークライアント「Zoom Mail Client」「Zoom Calendar Client」と、Zoomがホストするメール/カレンダーサービス「Zoom Mail Service」「Zoom Calendar Service」の各β版を発表した。
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Zoom Video Communicationsは2022年11月8日(米国時間)、「Zoom」プラットフォーム上で利用可能なメール/カレンダークライアント「Zoom Mail Client」「Zoom Calendar Client」と、Zoomがホストするメール/カレンダーサービス「Zoom Mail Service」「Zoom Calendar Service」の各β版を発表した。
Zoom Mail ClientとZoom Calendar Clientのβ版は、発表と同時に提供が開始された。Zoom Mail ServiceとZoom Calendar Serviceのβ版は、「Zoom One Business」以上のライセンスを契約しているユーザー向けに、近日中に提供が開始される。
これらの新クライアントおよびサービスは、「Zoom Meetings」「Zoom Phone」、Zoomのホワイトボード機能、「Zoom Team Chat」で既に提供されているコミュニケーションおよびコラボレーション機能と連携する。
新しいメール/カレンダークライアントおよびサービスの追加により、ユーザーはZoomアプリから離れることなく、メールからビデオミーティングに移行したり、チャットメッセージを通話に切り替えたり、プロジェクトで共同作業したりできるようになる。2023年初めにはホワイトボードの共有も可能にする予定だ。
Zoom Mail ClientとZoom Calendar Clientでは、Zoomの無料または有料ユーザーがZoomのデスクトップアプリから、人気のあるサードパーティーメールサービスの既存メールクライアントに直接アクセスできる。アプリを切り替えずにメールを利用できるため、より仕事に集中できるとZoomは説明している。またZoom Calendar Clientでは、Zoomサイドバーから既存カレンダーで簡単にミーティングを作成したり、参加したりできる。
β版のリリース時点で、Zoom Mail ClientとZoom Calendar Clientは以下の機能を提供する。
米国とカナダで「Zoom One Pro」または「Zoom Standard Pro」プランを利用しているZoomユーザーは、Zoom Mail Serviceを通じて、Zoomがホストするメールアカウントを追加費用なしでセットアップできる。Zoom One Business以上のプランを利用している場合は、カスタムドメインにも対応する。
Zoom Mail Serviceは、専任のIT担当者を置いていないが、ビジネスコミュニケーションで高いプライバシーを確保する必要がある中小企業向けに設計されている。
β版のリリース時点で、Zoom Mail ServiceとZoom Calendar Serviceは以下の機能を提供する。
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