「OSSのいろは」を学べるオンライン講座を開講 Linux Foundation受講料は年間540ドルで、修了証を取得可能

Linux Foundationは、オープンソースソフトウェアのベストプラクティスを学べる新トレーニングプログラム「オープンソース管理と戦略」を発表した。受講料は年間540ドル。修了時には修了証を取得できる。

» 2022年11月16日 08時00分 公開
[@IT]

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 The Linux Foundation Japanは2022年11月15日、オープンソースソフトウェア(OSS)のベストプラクティスを学べる新トレーニングプログラム「オープンソース管理と戦略」を発表した。

画像 トレーニングプログラム「オープンソース管理と戦略」(提供:The Linux Foundation Japan

 これまで英語で提供されていた「Open Source Management & Strategy」の日本語版となっており、OSSのベストプラクティスに関する知見を基に「企業でオープンソースを効果的に活用する際に必要な最新のコンテンツを追加した」という。

OSPOの設立方法も説明

 The Linux Foundation Japanは「現代のソフトウェアサプライチェーンは、基本的なコンポーネントやそのオペレーションを含めてOSSに広く依存している。企業がOSSを使用し、戦略的な活用に備えることは、技術革新を進める上で避けて通れない」と指摘。今回のトレーニングプログラムを利用することで企業内で効果的なオープンソースプラクティスを構築するための基本的な概念を理解できるという。「オープンソースプログラムオフィス」(OSPO)の設立方法についても触れているため「新たにOSPOを任せられたITリーダーにも役立つ」としている。

 オープンソース管理と戦略は以下、7つのコースで構成されている。

  • オープンソース入門(LFC202-JP)
  • オープンソース ビジネス戦略(LFC203-JP)
  • 効果的オープンソース プログラム管理(LFC204-JP)
  • オープンソース開発実践(LFC205-JP)
  • オープンソース コンプライアンス プログラム(LFC206-JP)
  • オープンソース プロジェクトとの効果的コラボレーション(LFC207-JP)
  • オープンソース プロジェクトの創設(LFC208-JP)

 これらのコースは、OASIS Openのエグゼクティブディレクターを務めるGuy Martin氏が開発した。受講者は7つのコースから各自に関連するコースを選択して学習する。受講料は年間540ドルで、修了時には修了証が発行される。なお、同プログラムは、企業向けのトレーニングサブスクリプションに含まれている。

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