サポーターズは「2024年卒 エンジニア学生対象 就職希望企業ランキング」を公開した。プログラミング経験があったりエンジニア職での就職を志望していたりする学生を対象に実施した調査の結果をまとめたもので、トップはサイバーエージェントだった。
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サポーターズは2022年10月3日に「2024年卒 エンジニア学生対象 就職希望企業ランキング」を公開した。それによると、ランキングのトップはサイバーエージェント。トップ30には、Webサービスを運営するベンチャー企業が多く入った。
このランキングは、就職活動支援サービスのサポーターズに登録している、2024年卒業予定の「エンジニア学生」(プログラミング経験がある、エンジニア職での就職を志望する学生)を対象に実施した調査の結果をまとめたもの。なお、有効回答は413件、ランキングの対象となった企業は、サポーターズを利用する企業を中心とした約200社。
今回のランキングトップは、サイバーエージェント。同社は近年、新卒エンジニアの採用人数を拡大する中で、いわゆる「伸びしろ人材」を採用して育成する方針を掲げている。「BIT VALLEY」の主催や、「技育プロジェクト」への協賛など、学生エンジニアを育てる取り組みにも注力している。
ランキング上位にWeb系事業会社が多い点についてサポーターズは「Webサービスの人気の高まりに加え、各社の継続的な採用広報活動が大きく影響している」と分析している。
上位30位以内にランクインしたWeb系事業会社のうちサイバーエージェント、ディー・エヌ・エー、GMOインターネットグループ、ゆめみ、CARTA HOLDINGSの5社にアクセンチュアを加えた6社は、未来の技術者を育てる「技育プロジェクト」に協賛しており、学生エンジニアのスキルとキャリア支援を行っている。「こうした活動を通して、学生エンジニアへの認知度が高まり、ブランドが向上していることが、上位にランキングされる要因になっている」とサポーターズではみている。
サポーターズは今後の課題として「IT産業以外の企業の認知度やブランド向上」を挙げる。日本は、他国と比べて「IT人材のIT産業への就職率」が突出して高く、7割以上のIT人材がIT産業に就職している。同社は「IT産業以外にIT人材が就職しづらいことは、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進の観点で大きな課題だ」としている。
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