防衛省は、サイバーコンテストの参加者を募集している。サイバーセキュリティに関する専門的知見を備えた優秀な人材を発掘することが目的で、参加者の募集期間は2023年7月23日まで。
この記事は会員限定です。会員登録(無料)すると全てご覧いただけます。
防衛省は「サイバーコンテスト 2023」を開催することを発表した。2023年7月23日まで参加申し込みを受け付けている。
本コンテストの目的は、サイバーセキュリティに関する専門的知見を備えた優秀な人材を発掘すること。参加資格は日本国籍を有する個人(ただし、防衛省、自衛隊の職員は参加不可)。
コンテストは一般的なセキュリティコンテストで行われるCTF(Capture The Flag)形式で実施される。クイズ形式で、課題の中から隠された答え(Flag)を見つけて得点を稼ぐといったもの。成績は参加者全員に電子メールで送付され、成績が優秀な上位5人については、氏名(またはハンドルネーム)を防衛省のWebサイトに掲示する。
参加に当たっては要件に沿ったネットワーク環境とPCが必要で、ネットワーク環境はPPTP(Point to Point Tunneling Protocol)またはL2TP(Layer 2 Tunneling Protocol)/IPsec(Security Architecture for Internet Protocol)でVPN接続できるもの。PCは、LinuxまたはWindowsが稼働するものとなっている。なお、スマートフォンでの参加も禁止されていないが、防衛省は「推奨しない」としている。
禁止事項として、コンテストの開催中に問題の内容と解法を一般に公開することや、他人と問題の解法を共有すること、コンテストの実施を妨げる行為をすることなどが挙げられており、これらの行為をしたものは失格となる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.