RHEL互換ディストリビューションの開発促進団体「OpenELA」設立 CIQ、Oracle、SUSEの3社RHEL互換ディストリビューションの開発を促進

CIQ、Oracle、SUSEの3社は、「Red Hat Enterprise Linux」(RHEL)互換ディストリビューションの開発を促進する業界団体「Open Enterprise Linux Association」(OpenELA)を設立する。

» 2023年08月16日 08時00分 公開
[@IT]

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 CIQ、Oracle、SUSEの3社は2023年8月10日(米国時間)、オープンで無料の「Enterprise Linux」(EL)ソースコードを提供し、「Red Hat Enterprise Linux」(RHEL)互換ディストリビューションの開発を促進する業界団体「Open Enterprise Linux Association」(OpenELA)を設立すると発表した。

 OpenELAの設立は、Red Hatが2023年6月、「CentOS Streamが今後、RHEL関連のソースコードを公開する唯一のリポジトリになる」と発表したことを受けたものだ。CIQ、Oracle、SUSEは、OpenELAを通じてソースコード、ツール、システムをコミュニティーに提供するために協力していく。CentOS Streamは、RHELにおける将来のメジャーリリースのベースとなるアップストリームプロジェクトである「Fedora Project」と、RHELとの中間に位置付けられているディストリビューションだ。

 3社の幹部は、声明で次のように述べている。

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