Appleシリコン搭載Mac向けLinuxの開発に取り組む「Asahi Linux」プロジェクトは、Asahi Linuxの新たなフラグシップディストリビューションが「Fedora Asahi Remix」になると発表した。2023年8月末までの正式リリースを目指し、パッケージの統合や機能追加を進めている。
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「Asahi Linux」プロジェクトのリーダーであるヘクター・マーティン氏(通称:marcan)は2023年8月2日(米国時間)に公式ブログで、Asahi Linuxの新しいフラグシップディストリビューションが「Fedora Asahi Remix」になると発表した。
同プロジェクトは、Fedora Asahi Remixを2023年8月末までに正式にリリースすることを目指し、パッケージ統合などの作業を進めている。正式リリースまでに多くの新機能を追加するとしている。
Asahi Linuxは、ArmベースのAppleシリコンを搭載するMacコンピュータにLinuxを移植することを目的としたオープンソースのプロジェクトだ。ユーザーが任意のLinuxディストリビューションを選択でき、それが自身のAppleシリコン搭載マシンでうまく動作することを確信できるようにすることを目標に掲げている。だが、Appleシリコンは全く文書化されていないプラットフォームであるため、それを実現するには、膨大な量のリバースエンジニアリング、開発、統合作業が必要になる。
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