ビジネスのデジタル化が進む中、アプリケーション/サービス開発・運用の在り方が大きく変わりつつある。経営環境変化に追従すたるために「ローコード/ノーコード」「マイクロサービス」なども注目されて久しいが、活用した成果が限定的になるケースが目立つ。仕組みに組み込み、仕組み全体を変えていくには、これらの技術をどう捉えるべきなのか。
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ビジネスのデジタル化が進む中、アプリケーション/サービス開発・運用の在り方が大きく変わりつつある。経営環境変化に追従するために「レガシー化したシステムをどうモダナイズするか」「クラウドネイティブをどう活用するか」といった課題に多くの企業が取り組んでいる。無論、これは技術だけで解決できる問題ではないため、組織、制度、プロセスの在り方や、文化、マインドセットも含めて「ビジネスを支える仕組み」そのものを見直していく必要がある。
だが一般に、組織、文化なども含めた「仕組み全体」が視野に入らず、技術先行、目先の課題優先になる傾向は根強い。特に開発分野では、変化への対応手段となる「ローコード/ノーコード」や「マイクロサービス」なども注目されて久しいが、「仕組みの変革」「差別化」のためというより、「コスト削減、効率化」という観点で捉えられていることが多い。結果、活用した成果も限定的になるケースが目立つ。
では、仕組みに組み込み、仕組み全体を変えていくためには、これらの技術をどう捉えておくべきなのか。アイティメディア 統括編集長の内野宏信が、Gartner シニア ディレクター、アナリストのポール・ヴィンセント氏(ローコード、ハイパーオートメーション分野などを担当)、同社 バイスプレジデント、アナリストのケビン・マセニー氏(アプリケーションアーキテクチャ、API設計、API管理分野などを担当)に話を聞いた。
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