生成AIの誤回答を9割削減する、学習用データの整形技術をDNPが開発要素ごとにコンテンツを分割し、学習させる

DNPは、ドキュメントを生成AIの学習に適したデータ形式に整形する技術を開発した。同社の生成AI環境で試したところ、従来の生成AIと比べて誤回答が約90%削減したという。

» 2023年12月22日 08時00分 公開
[@IT]

この記事は会員限定です。会員登録(無料)すると全てご覧いただけます。

 大日本印刷(DNP)は2023年12月14日、ドキュメントを生成AI(人工知能)の学習に適したデータ形式に整形する技術を開発したと発表した。同技術で整形したデータを学習させることで「生成AIの誤回答を減らせる」としている。

画像 DNPのデータ整形技術の概要

少量のデータで学習可能

 DNPが開発したデータ整形技術の特徴は、テキストや画像、表組みなどが混在するドキュメントから、同社独自のAIモデルを使って、要素ごと(タイトルや本文、画像、表の内容など)にコンテンツを分割し、生成AIが学習、参照しやすいデータ形式に整形することだ。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

スポンサーからのお知らせPR

注目のテーマ

Microsoft & Windows最前線2025
AI for エンジニアリング
ローコード/ノーコード セントラル by @IT - ITエンジニアがビジネスの中心で活躍する組織へ
Cloud Native Central by @IT - スケーラブルな能力を組織に
システム開発ノウハウ 【発注ナビ】PR
あなたにおすすめの記事PR

RSSについて

アイティメディアIDについて

メールマガジン登録

@ITのメールマガジンは、 もちろん、すべて無料です。ぜひメールマガジンをご購読ください。