GitHubの認定資格プログラム、誰でも参加可能にGitHubエキスパートとしてのスキルをアピールできる

GitHubは、これまで従業員とパートナーに限定して提供してきた「GitHub Certification」(GitHub認定資格)プログラムの一般提供を開始した。

» 2024年01月12日 08時00分 公開
[@IT]

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 GitHubは2024年1月8日(米国時間)、これまで従業員とパートナーに限定して提供してきた「GitHub Certification」(GitHub認定資格)プログラムの一般提供を開始し、誰でも参加できるようにしたと発表した。

 GitHubによると、同日から、GitHub Certificationの登録サイトにアクセスし、学習や試験準備を始められるようになった。

 GitHub技術の習熟度を証明するGitHub Certificationを取得することで、GitHubエキスパートとしてのスキルをアピールでき、市場で必要とされる競争力を得ることができると、GitHubは述べている。

 認定資格試験はPSI(試験センターの運営企業)との提携の下で、各地の試験会場やオンラインで実施されている。

 GitHub認定資格には以下の4つがある。

GitHub Foundations Certification

 GitHubプラットフォームに初めて触れる学習者を対象に、GitHubの基本的な概念と製品を紹介することを目的としている。この認定資格を取得する過程では、「Git」の使い方を学び、リポジトリ管理、コミット、ブランチ、マージ、プロジェクト管理など、GitHubのコア機能を探求する。また、GitHub上のオープンソースプロジェクトへの貢献の仕方や、マークダウンの効果的な使い方も学ぶ。

GitHub Actions Certification

 この認定資格を取得する過程では、ソフトウェア開発ワークフローを自動化するための「GitHub Actions」について学ぶ。CI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリー)パイプラインの構築や、企業におけるGitHub Actionsの管理など、学習トピックは多岐にわたる。

GitHub Advanced Security Certification

 開発ライフサイクルの各段階で、高度なセキュリティ機能を用いてコードを保護する方法を学ぶように設計されている。「GitHub Enterprise」に特化しており、プライベートリポジトリでシークレットスキャン、CodeQLによるコードスキャン、依存関係管理などを評価、構成できる開発者の育成を目的としている。

GitHub Administration Certification

 組織のニーズをサポートする健全、堅牢(けんろう)、安全なGitHub環境の維持に必要な全てを学ぶことが求められる。

 この4つの認定資格でカバーされるトピックの学習カリキュラムは、いずれも「Microsoft Learn」で提供されており、自分のペースで受講できる。「GitHub Certifications Guide」というGitHubリポジトリで、学習ガイドも公開されている。

 認定資格試験に合格すると、資格を証明する以下の認定バッジと認定証が発行される。

GitHub Certificationsの認定バッジ(提供:GitHub) GitHub Certificationsの認定バッジ(提供:GitHub)

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