ESETは2023年に発生したサイバーセキュリティインシデントの中で、最も影響の大きかった10個の事例を発表した。
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ESETは2023年12月28日(米国時間)、2023年に発生したサイバーセキュリティインシデントの中でも、最も被害が大きかった10個の事例を発表した。
ファイル転送アプリ「MOVEit」のゼロデイ脆弱(ぜいじゃく)性を悪用したランサムウェア攻撃が発生した。推定によると、2600以上の組織と8300万人以上の個人が影響を受けた可能性があるという。被害に遭った組織の多くがサプライヤーやサービスプロバイダーだったこともあり、関係先に被害が広まった。
MOVEitの提供元であるProgress Softwareは2023年5月31日にパッチをリリースし、利用者にパッチを当てたり、対策を講じたりするよう促している。
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