PwCコンサルティングはエッジコンピューティングに関するレポートを発表した。エッジコンピューティングが徐々に普及しつつあるため、「通信事業者はクラウドインフラ市場の次のステージで勝負すべきだ」としている。
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PwCコンサルティングは2024年3月7日、エッジコンピューティングに関するレポート「クラウドのエッジを見据えて」を発表した。
エッジコンピューティングの定義は広く、その実装方式も多岐にわたる。初期のユースケースでは、B2B(Business to Business)セグメントのリアルタイム映像分析や高性能クラウドゲーミングなどに採用されていた。引き込まれるようなビジュアルシーンやリアルタイムでのインサイトを提供するためには、ネットワーク経由でハイパースケールデータセンター(DC)に伝送したのでは遅いからだ。
現在は「クラウドかエッジか」ではなく、「エッジコンピューティングアーキテクチャを用いて、エッジコンピューティングでもクラウドサービスの強みである弾力性と柔軟性を享受しよう」という考え方になっているとPwCコンサルティングは述べている。
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