2025年度には「就業管理はSaaSで」が常識に? ITRが就業管理市場規模の予測を発表多様な働き方を求める時代の要請を追い風に成長

ITRは、国内の就業管理市場の予測を発表した。2022年度の売上金額は対2021年度比で20.2%増の328億円だった。同社は2022〜2027年度の年間平均成長率を14.0%と予測している。

» 2024年04月10日 08時00分 公開
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 アイ・ティ・アール(ITR)は2024年4月9日、国内の就業管理市場の予測を発表した。2022年度の売上金額は、対2021年度比で20.2%増の328億円。2023年度は対2022年度比で15.1%増になる見込みだ。

画像 2021〜2027年度の就業管理市場規模予測(提供:ITR

 なお、本調査における「就業管理」は、タイムレコーダーなどの打刻デバイスから収集した従業員の勤務時間情報や、各種申請情報を管理するシステムのことを指す。

市場規模は10年間で4倍に拡大

 時間外労働の上限規制などの法改正によって、就業管理システムのリニューアルを進める企業が増えている。テレワークなどの働き方の多様化も、就業管理市場の伸びを後押ししており、ITRは「今後も安定した成長が続く」としている。同社は2022〜2027年度の年間平均成長率(CAGR)を14.0%と予測している。

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