「1組織当たり、毎週約1000件の攻撃を受けている」 チェック・ポイントがサイバーセキュリティトレンドを発表攻撃されがちな業界は「教育、研究」

チェック・ポイントは、2024年第1四半期のサイバーセキュリティトレンドを発表した。1組織当たりの平均攻撃数が急増しており、「二重恐喝型ランサムウェア」も増えていることが明らかになった。

» 2024年05月22日 08時00分 公開
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 チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは2024年5月21日、同年第1四半期のサイバーセキュリティトレンドを発表した。2024年第1四半期に世界で観測された1組織当たりの週平均サイバー攻撃数は1308件。2023年第4四半期からは28ポイント増加していた。国内では週平均で1066件の攻撃を確認しているという。

画像 グローバルでのサイバー攻撃数の週平均(提供:チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ

最も攻撃されている業界は、週に約3200件の攻撃を受けている

 中でも攻撃数が多い業界は「教育、研究」分野。グローバルで見ると1組織当たり週平均2454件の攻撃を受けている。日本を含むアジア太平洋地域(APAC)地域に限定すると、その数は3236件まで増える。

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