デジタル産業のCO2排出量が航空を超える今「持続可能なWeb」を目指すインタレストグループをW3Cが設置 WSG(Web持続可能性ガイドライン)の内容とは?設計や実装への影響は?

World Wide Web Consortiumは、Sustainable Web Interest Groupの設置を発表した。Webが全ての人々と地球のためによりよく機能するように、デジタル持続可能性を向上させることを目的としている。

» 2024年11月12日 15時30分 公開
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 World Wide Web Consortium(W3C)は2024年11月4日(米国時間)、「Sustainable Web Interest Group」(Sustainable Web IG)の設置を発表した。Sustainable Web IGのミッションは、Webが全ての人々と地球のためによりよく機能するように、デジタル持続可能性を向上させることだとしている。

 W3Cは、Sustainable Web IGの設置の背景にある認識を次のように述べている。「デジタル産業は世界の二酸化炭素排出量の2〜5%を占めており、これは航空産業よりも多い。もしインターネットが国であれば、排出量の上位5カ国に入るだろう。デジタル産業が必要とする水、エネルギー、鉱物の量は年々増加し、しばしば発展途上国の経済に負担を強いている」

Web Sustainability Guidelinesの内容とは?

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