Google Cloudがサイバーフィジカルシステムのレジリエンスを高める10の指標を解説 最初にすべきことは?脅威を未然に防ぐための先行指標とは

Google Cloudはホワイトハウスの新しいレポートの分析に基づいて、サイバーフィジカルシステムを改善するための10の主要な指標を紹介するブログエントリを公開した。

» 2024年11月21日 11時00分 公開
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 Google Cloudは2024年10月31日(米国時間)、ホワイトハウスのPCAST(大統領科学技術諮問委員会)が公開した新しいレポートの分析に基づいて、サイバーフィジカルシステムを改善するための10の主要な指標を紹介するブログエントリを公開した。

先行指標の重要性

 セキュリティとレジリエンスの取り組みの成功を評価する際、組織は成果を測定するために、「後追い指標」(lagging indicators)に頼ることが多い。これらの指標を用いることで、過去のパフォーマンスに関する重要な分析ができるが、将来のインシデントの防止や、積極的な改善につながることはほとんどない。

 一方、「先行指標」(leading indicators)は予測や実践できる対策に基づいており、これに従うことで、潜在的なリスクや脆弱(ぜいじゃく)性が悪用される前に特定しやすくなる。組織はセキュリティとレジリエンスに対してより積極的なアプローチを採用し、脅威を効果的に予測して軽減できるようになる。

 先行指標への移行を望むセキュリティリーダーやビジネスリーダーは、サイバーフィジカルレジリエンスと重要インフラの強化に関する最近のPCASTの報告書を確認すべきだ。この報告書には、組織が今すぐに分析を開始できる先行指標を特定する方法について、詳細な指針が示されている。

PCASTレポートで示された10の先行指標

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