Gartnerが発表した速報値によると、2024年の世界半導体売上高は6260億ドルとなり、前年比で18.1%増加した。2025年の売上高は7050億ドルに達する見通しだ。
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Gartnerは2025年2月3日(米国時間)、2024年の世界半導体売上高が6260億ドルとなり、前年比で18.1%増加したとの速報値を発表した。2025年の売上高は7050億ドルに達する見通しだ。
「データセンター用途(サーバやアクセラレータカード)で使用されるGPUとAI(人工知能)プロセッサが、2024年の半導体市場の大きなけん引役となった」と、Gartnerのバイスプレジデントアナリストのジョージ・ブロックルハースト氏は説明する。
「AIおよび生成AIワークロードの需要の高まりにより、2024年の半導体市場では、データセンター向けがスマートフォン向けに次いで2番目に大きいセグメントとなった。2023年は648億ドルだったデータセンター向け半導体の売上高は、2024年には1120億ドルに伸びた」(ブロックルハースト氏)
市場全体の好調は、幾つかの半導体ベンダーのランキングにも影響を与えた。2024年には11社のベンダーの売上高が2桁成長を記録し、上位25社のうち8社のみが減収となった。
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