パナソニック インフォメーションシステムズは、ソフトウェア型のマイクロセグメンテーション製品「Akamai Guardicore Segmentation」を採用。1週間でマイクロセグメンテーションを実現した。
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パナソニック インフォメーションシステムズ(以下、パナソニックIS)は、ソフトウェア型のマイクロセグメンテーション製品「Akamai Guardicore Segmentation」(以下、AGS)を導入した。アカマイ・テクノロジーズ(以下、アカマイ)が2026年2月20日に発表した。
パナソニックISは近年、パナソニックグループ横断でトランスフォーメーション戦略「PX(パナソニック トランスフォーメーション)」を進めており、その中でサイバーセキュリティ対策を最重要課題の一つに掲げている。具体的な施策としては、従来の境界防御からゼロトラスト型の防御へとかじを切っており、その中心的な取り組みとして「脆弱(ぜいじゃく)性のない状態を維持する」という考え方に基づく「サイバーハイジーン」を目指している。
しかしそのためには、イントラネット内における重要なサーバ間で行われる通信の制御の強化が喫緊の課題だったという。
この課題の解決に向け、パナソニックISは複数のソリューションの導入を検討し、実際にPoC(概念実証)も行った。その結果、最終的に同社はアカマイが提供するマイクロセグメンテーション製品であるAGSの採用を決定した。同製品採用の主な決め手となったのは、次の3点だ。
ハードウェアに依存せず、既存ネットワーク構成を変更することなくオーバーレイで導入可能である点を高く評価した。
エージェント方式により、導入による影響範囲を最小化できると判断した。また、導入リードタイムも大幅に短縮できたという。
グループ全体で円滑に展開するためには、日本語によるサポートが不可欠であり、その点アカマイのサポート体制は要件に合致していた。また製品導入後の運用においても、アカマイが持つ運用ノウハウを活用することで作業効率が向上したという。
パナソニックISでは、さまざまなサーバが混在する環境であるにもかかわらず、AGS導入によってわずか1週間でマイクロセグメンテーション環境を構築できた。従来数カ月を要したハードウェア型ソリューションと比べ、はるかに速く展開できたという。
さらに通信可視化機能を活用し、サーバ単位での精細な通信制御も実現した。数百行に及ぶセキュリティポリシーも、アカマイが提供するAPI(アプリケーションプログラミングインタフェース)連携と運用ノウハウによって効率的に適用できているという。
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