キャリアや体調などの悩みをためがちな、客先常駐のSESエンジニア。企業が支援策を拡充しても、使われなければ意味がない。この問題に“専属コンシェルジュ”で対処するのがウェルネステックだ。その内容とは。
客先常駐を中心とするSES(システムエンジニアリングサービス)エンジニアは、常駐先ごとに業務環境や人間関係が変わりやすく、孤立感を抱えがちだ。周囲への相談の機会が限られると、キャリア形成や体調管理といった個人的な悩みを抱えていても、解決策を見つけにくくなる。
こうしたSESエンジニアを支援するために、福利厚生や研修の制度を拡充する企業もある。だが制度の種類が多いと、SESエンジニアにとっては自分に合うものを探す手間がかかる。利用したい制度が決まっていても、申請や手配を自らしなければならないとなると、面倒さから利用が進みづらい。
こうした状況を改善し、SESエンジニアが安心して働き続けられる環境を作るために、SES事業者のウェルネステックは新たな取り組みを開始した。どのような内容なのか。
SESエンジニアの長期的な活躍を支えるために、ウェルネステックは5つの領域で構成する独自の支援体系「Wellness5」を策定した(図)。Wellness5は次の5領域に関する、さまざまな制度で構成される。
「どの制度を、どう使えばよいか分からない」というSESエンジニアの悩みを解消するために、ウェルネステックがWellness5と併せて開始したのが、制度の選定や手配を支援する「Wellness5 コンシェルジュサービス」だ。各SESエンジニアに専属コンシェルジュが伴走することで、制度を利用しやすくする。
Wellness5 コンシェルジュサービスでは、専属コンシェルジュがSESエンジニアの体調や家族状況、キャリア志向を定期的にヒアリングし、Wellness5のさまざまな制度の中から、個々の状態に合った制度を選定する。利用に必要な申請や手配までを代行・支援することで、手続きの煩わしさを解消したという。
ウェルネステックはWellness5とWellness5 コンシェルジュサービスを通じて、SESエンジニアが長期的に安心して働ける環境を目指す。同社は2026年9月7日に、今回の取り組みを発表した。
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