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アプリにGoogle+のソーシャルグラフを持ち込めるGoogle Play Game Servicesの基礎知識Androidで動く携帯Javaアプリ作成入門(45)(4/4 ページ)

iOSやWebアプリでも使えて、Google+との連携や、クラウドへのゲームデータの保存、マルチプレイなどを実現できるライブラリ「Google Play Game Services」の導入方法を解説します。

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Google Play Game ServicesのIDをソースコードに埋め込む

 TrivialQuestを含むGoogleのサンプルは、Google Play Game ServicesのIDを管理するための設定ファイルがids.xmlという名前で用意されています。ここにゲームのIDと実績のIDを設定します。


 これでソースコードの修正は完了です。

debug.keystoreでAPKをエクスポート

 今回のサンプルは「Google Play開発者サービス」が端末にインストールされている必要があるため、エミュレータでは動作確認できません。

 アプリをdebug.keystoreで署名するには、Eclipseのエクスポート機能を使用するのが簡単です。

 プロジェクトを右クリックして、[Export]を選択すると、以下のようなダイアログが表示されます。


 Androidから「Export Android Application」を選択して「[Next]」をクリックします。


 エクスポートするプロジェクトを確認したら「[Next]」をクリックします。


 debug.keystoreの場所[Location]と[Password]を入力します。パスワードは「android」です。


 [Alias]で「androiddebugkey」を選択し、[Password]は「android」と入力します。


 エクスポートする場所を指定して「[Finish]」をクリックすると、debug.keystoreで署名されたAPKの完成です。

 これを、USB接続したAndroid実機にインストールするには、以下のコマンドを実行します。

adb install TrivialQuest.apk

 以下は、インストール後「g+ ログイン」ボタンをタップした画面です。


 サーバとの認証が行われ、Google Play Game Servicesが動作していることが確認できました。

次回は、Google Play Game Servicesの機能を紹介

 今回はGoogle Play Game Servicesの導入編ということで、環境設定の方法を詳しく解説しました。次回から、ソースコードに手を加えながらGoogle Play Game Servicesの機能の紹介を行っていく予定です。

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