ステップバイステップで学ぶ

初めてのWebアプリケーション・サーバ




第2回 WebSphereのインストールと動作確認

 
 WebSphereの動作確認

 インストールが完了したら、WASが正常に動作するかを確認する必要があります。

■WASの稼働確認手順

1. Admin Serverを開始します([スタート]→[プログラム]→[IBM WebSphere]→[Application Server V3.5]→[Start Admin Server])

2. WASとIHSのサービスが開始されていることを確認します
画面5 WASの稼働確認に必要なサービス

3. サービスが開始されていなかったときはエラーが発生している可能性があります。そのときはエラー・ログをチェックしてください。WebSphere\AppServer\logs\activity.logファイルをワードパッドで開くと発生したExceptionを見ることができます


4. サービスが開始されていたらWebSphere管理コンソールを開きます([スタート]→[プログラム]→[IBM WebSphere]→[Application Server V3.5]→[管理コンソール])

画面6 WebSphere管理コンソール

5. WebSphere管理コンソールが開いたら、サーバ・アドレスの設定を確認します。WebSphere管理コンソールの左側(トポロジ表示)でツリーを展開してdefault_hostを選択します
画面6 default_hostの選択

6. default_hostを選択したら、右側に「仮想ホスト:default_host」のプロパティが表示されます。このプロパティで[拡張]タブを選択します

画面7 仮想ホスト

7. [拡張]タブには、MIMEテーブル・パラメータとエイリアスがあります。エイリアスのリストを確認し、ホスト名が登録されていることを確認します。例えば、ホスト名がmyhostだったときはmyhostを探します。また、デフォルトではドメイン名の付いたホスト名が登録されていないので、新たに追加します。例えば、エイリアスのリストの一番下の空行にmyhost.mycompany.comと入力し、[適用]ボタンをクリックします。適用が完了したかどうかはWebSphere管理コンソールの下側にあるコンソール・メッセージを確認してください。ドメイン名がないときは何も入力する必要はありません

画面8 ホスト・エイリアス

コマンド "default_host.ModifyAttributes" 実行中...
コマンド "default_host.ModifyAttributes" は正常に完了しました。

8.Default Serverを開始します。トポロジ表示のツリーを展開し、Default Serverを選択して、ツールバーの開始ボタンをクリックします

画面9 Default Serverの開始


9. 情報ダイアログが現れたら[OK]ボタンをクリックします。これでDefault Serverが開始したことになります

画面10 情報ダイアログ

10. IEを起動して次のURLを呼び出します
http://myhost/webapp/examples/

画面11 WebSphere Example

11. Examplesが現れたら、[Hit Count Servlet]をクリックします

12. Hit Countが開いたら、「Generate hit count using:」の「Servlet instance variable」を選択して[Increment]ボタンをクリックします。すると画面下の「Hit count:」の値が1ずつ増加するのが分かります。この値は「Increment」ボタンをクリックするたびに増加します
画面12 Increment

 「Hit Count:」の値が1ずつ増加していればWASの動作確認は終了です。もし、うまくいかないようならWebSphere管理コンソールのコンソール・メッセージにExceptionが出力されていないか確認してください。Exceptionを見ることで問題を発見し判別することは、今後の開発作業でも必要となります。何か問題が発生したときは、まずコンソール・メッセージを見る癖をつけておいてください。

 インストールを終えて

 初めてのインストールはいかがでしたか?今回は実行環境のインストール作業を紹介しました。これで、自作のサーブレットを実行する環境が整ったわけです。IBMのWebSphere Developer DomainにはHelloServletを作って実際に動かしてみる記事が紹介されています。ぜひ試してみてください。

 次回はWASを使う前に、最低限知っておくべき必須知識について解説します。



初めてのWebアプリケーション・サーバ(第2回)
  WebSphere V3.5開発者キットを入手する
 

WebSphereのインストール

WebSphereの動作確認

連載内容
 

第1回 開発者キットの入手とDB2までのインストール
第2回 WebSphereのインストールと動作確認
第3回 WebSphereを使う前の基礎知識
第4回 WebSphere Studioで開発するための準備
第5回 MVCモデルとWebSphere+VisualAge for Javaの連携
第6回 PageDesignerによるJSP開発
第7回 EJBツールによるEJB開発


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