IPA発の記事が上位独占
@ITニュース年間ランキング、最も読まれたのは「初級シスアド」
2007/12/27
@ITニュースが2007年に掲載した記事のアクセスランキングをまとめたところ(1月1日〜12月27日まで)、ITエンジニアの仕事環境に関する記事が上位にランクインした。技術の進歩、ビジネスモデルの変化とともにITエンジニアが働く環境や社会での位置付けも変わってきている。読者はその変化を敏感に感じているようだ。
トップの「『初級シスアド』消える――情報処理技術者試験が大改革へ」は情報処理推進機構(IPA)が主導する情報処理技術者試験の改革についての記事。定番の「初級シスアド」が消えることについて反響が大きく、IPAは12月26日に発表した改革の最終報告で、初級シスアドの名称廃止・変更を2009年春まで延長することを決めた(参考記事:やめないで「初級シスアド」、2009年春までの延長を決定)。
実はトップから4位まではIPA発の情報をベースにした記事だ。IPAのイベントをレポートした2位の「IT業界不人気の理由は? 現役学生が語るそのネガティブイメージ」は、IT業界の“重鎮”の発言がネットで議論を呼んだ。@ITは、この記事を受ける形で先日、「本当は楽しいIT業界――“重鎮”を超えて」を掲載した。読者のご意見はどうだろう。
「3Dデスクトップ搭載のKNOPPIX 5.1.1を試してみた」「格安互換ソフト、キングソフトオフィス2007を試して思う」「HDD以上に便利なオンラインストレージ“Dropbox”」など、“試してみた”系の記事も人気を集めた。スクリプト言語の普及、オープンソース開発モデルの定着などでソフトウェアやサービスの開発スピードは格段に上がっている。2008年もワクワクするような製品、ソフトウェアに出会えるだろうか。
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